このガイドでは、ElectrumデーモンをLightningウォレットのウォッチタワーとして設定する方法を説明します。この手順はElectrum 4.0+用です。
ウォッチタワーは、Electrumの別プロセスで、別のコンピューター上で実行されます。ウォッチタワーを作成するには、2つのことが必要です:
- 別のコンピュータにElectrumデーモンをセットアップする。
- Electrumのメインウォレットの設定にデーモンのURLを追加します。
ウォッチタワーの設定
ウォッチタワーを実行するには、信頼できるインターネット接続があるコンピュータを選択してください。
ElectrumのインストールとSSLの設定
- 選択したマシンにElectrumをインストールする。
- Electrumの設定にSSL証明書を追加します:
electrum -o setconfig ssl_keyfile /path/to/ssl/privkey.pem electrum -o setconfig ssl_certfile /path/to/ssl/fullchain.pem
SSL設定の詳細については ElectrumのSSL設定.
ウォッチタワーの設定
アドレス、ユーザー名、パスワードで監視塔を設定します:
electrum setconfig -o run_watchtower true electrum setconfig -o watchtower_user myusername electrum setconfig -o watchtower_password mypassword electrum setconfig -o watchtower_address example.com:12345
デーモンの起動
Electrumデーモンを起動します:
electrum daemon -d
追加情報
- ウォッチタワー・データベースは
~/.electrum/watchtower_db
. - このデータベースには、署名済みのトランザクションが含まれている。
- デーモンはウォレットやライトニングを有効にする必要はない。
- 監視塔はオン・チェーン・アドレスを監視し、オン・チェーン取引をブロードキャストするだけである。
ウォッチタワー上でElectrumのQt GUIを実行すると、ウォッチタワーウィンドウでデータベースのサイズとチャンネルごとのトランザクション数を確認することができます。

クライアントがウォッチタワーを使えるように設定する
こちらへ メニュー → ツール → 環境設定 → ライトニング → "リモート監視塔を使用"
https://myusername:[email protected]:12345