Electrumデーモンは、JSON-RPC経由でコマンドを受け付け、PHPなどで書かれたスクリプトとの統合を可能にします。デフォルトでは、デーモンはランダムなポートを使用します。固定ポートを設定するには rpcport
設定変数:
electrum setconfig rpcport 7777
この設定を変更した後は、デーモンを再起動することを忘れないこと。
エレクトラムより 3.0.5
以降、JSON-RPCインターフェースでは HTTPベーシック認証.システムは初回起動時にユーザー名を自動的に設定し、ランダムなパスワードを生成する。これらの認証情報は、これらのコマンドを使用して表示または変更することができます:
electrum getconfig rpcuser
electrum getconfig rpcpassword
HTTPベーシック認証は認証情報を暗号化せずに送信することに注意。しかし localhost
を使用する場合、信頼されていないネットワークやインターネット上では安全ではありません。を超える接続については localhost
暗号化されたトンネルのような追加のセキュリティ対策を実装する。参照 これ をご覧ください。
静的ポートを設定し、認証を設定したら、curlのようなツールやPHPのようなプログラミング言語を使ってElectrumデーモンとやりとりすることができます。以下に例を示します:
基本クエリー
財布の残高を確認するには、次のcurlコマンドを使う:
curl --data-binary '{"jsonrpc":"2.0","id":"curltext","method":"getbalance","params":[]}' http://username:[email protected]:7777
名前付きパラメータを持つクエリ
残高がプラスのアドレスをリストアップする:
curl --data-binary '{"jsonrpc":"2.0","id":"curltext","method":"listaddresses","params":{"funded":true}}' http://username:[email protected]:7777
支払いリクエストの作成
3.14BTCの支払いリクエストをメモ付きで作成する:
curl --data-binary '{"jsonrpc":"2.0","id":"curltext","method":"add_request","params":{"amount":"3.14","memo":"test"}}' http://username:[email protected]:7777